【ウマ娘】史実解説 アドマイヤベガ編

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こんにちは、フライドエッグののっちです。

アプリゲームやアニメで人気の「ウマ娘 プリティーダービー」。
単なる“美少女化アニメ”とは違う、競馬ファンをも熱くさせる本作品の魅力とは一体どんなものなのでしょうか?

今回は「ウマ娘プリティーダービー」に登場する「アドマイヤベガ」の史実馬を紹介します。
史実を知れば、アニメもアプリも漫画もきっと楽しくなりますのでご覧ください。

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「ウマ娘 プリティーダービー」とは

「ウマ娘 プリティーダービー」は、プレイヤーがトレーナーとなり、実在する競走馬の名前を冠した「ウマ娘」と呼ばれるキャラクターを育成し、イベントやレースをこなしながら目標達成を目指していくアプリゲームです。
ゲーム内では迫力満点のレース映像や、レースの勝者がセンターを務めるライブステージ「ウィニングライブ」が楽しめます。

他にも漫画やアニメ、楽曲CD、CDドラマなどに展開されているメディアミックスコンテンツです。

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アドマイヤベガとは?

今回は、ウマ娘に登場する「アドマイヤベガ」の史実馬について解説していきます。

アドマイヤベガ

©Cygames, Inc.
生年月日1996年3月12日
通算成績8戦4勝[4-1-0-3]
獲得賞金2億9,060万円(中央)
サンデーサイレンス
ベガ
主な勝鞍’99 日本ダービー(G1)

生い立ち

・父は日本競馬を変えた名種牡馬サンデーサイレンス、母は牝馬二冠馬で6頭の仔のうち3頭が重賞勝ち馬、唯一の牝馬の仔も不出走ながらも桜花賞馬ハープスターを生むなど競走馬としても繁殖牝馬としても結果を残した名牝ベガという一流の血統。
・母ベガは初子として身ごもるが双生児と判明、「双子は大成しない」「お互いの発育が悪くなる」といった理由から片方の胎児がつぶされ残されたのがアドマイヤベガだった。
・生まれた時には母ベガ同様左前脚が内向していたが、成長とともに曲がりが大きくなっていった。
・同世代は「テイエムオペラオー」「ナリタトップロード」「メイショウドトウ」「ハルウララ」のほか「ノボトゥルー」「サウスヴィグラス」「リージェントブラフ」「トゥザヴィクトリー」「トロットスター」「スティンガー」「アドマイヤコジーン」「トウカイポイント」などがいる。

府中に輝く一等星と言われた競走馬

・デビュー戦で1着入線するも、最後の直線で斜行し他馬の進路を妨害したことから4着降着となるが、レース内容自体は他馬を圧倒していたため次走は未勝利戦ではなく格上挑戦となる500万下特別の「エリカ賞(500万下)」を選択し勝利、その後「ラジオたんぱ杯3歳S(G3)」に出走しこれも勝利している。
・年明け初戦は皐月賞トライアル「弥生賞(G2)」に出走、圧倒的な1番人気に推され上がり3ハロン最速の脚を見せるがナリタトップロードを捉えきれずに2着に終わる。
・続く「皐月賞(G1)」では直前に体調不良を起こし馬体重-12kgと大きく減らしテイエムオペラオーの6着に終わる。
・その後「日本ダービー(G1)」では馬体重を+10kgと戻し、レースでは道中は中団後方に控え、第3コーナー過ぎからテイエムオペラオーが外から早めに仕掛け、それについていくようにナリタトップロードもさらに外からついていく中、後方内目でじっと我慢、第4コーナー出口から直線にかけて大外に持ち出すと、仕掛けが早過ぎたのか伸びに欠いたテイエムオペラオーを外から差し切ったかに見えたナリタトップロードのさらに外から上がり最速の脚で強襲し優勝、鞍上の武豊は史上初となるダービー連覇を達成。
・秋初戦「京都新聞杯(G2)」では再びナリタトップロードを一蹴、しかしクラシック最終戦「菊花賞(G1)」では距離不敵だったか伸びきれずナリタトップロードの6着に敗れる。
・その後休養に入り、翌年春の「宝塚記念(G1)」を目標に調整されるがなかなか状態が良くならず春シーズンは全休、秋に向けて再調整に向かったところでもともと内向を抱えていた左前脚に頚靭帯炎を発症、そのまま引退となった。
・種牡馬入りし、その良血と実績からとして期待されていたが初年度産駒がデビューした2004年の秋、胃破裂により急死、競争生活と同じく一瞬の煌めきで終わってしまう。

小ネタ

・デビュー戦での斜行は、前週に武豊がサイレンススズカの事故によるショックがあったからと言われる。
・残された産駒は4世代のみだが、G1馬4頭を含む13頭ものJRA重賞勝利馬(障害競走含む)を輩出。
・血統背景が、国内で唯一ディープインパクトに土をつけたハーツクライに似通っていて、現役時代の活躍やその後の優秀な産駒から早世が惜しまれた。
・母ベガは牝馬でありながら流星にホクロがあり三白眼で、見かけの評価は高くなかったが、アドマイヤベガは眉目秀麗なイケメンホースと言われた。

代表レース

1999年 日本ダービー

テイエムオペラオーを外から差し切ったかに見えたナリタトップロードのさらに外から上がり最速の脚で強襲し優勝したレース。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、アニメ「ウマ娘プリティーダービー」に登場するアドマイヤベガを紹介しました。

キャラクターたちの可愛さももちろんですが、名馬たちへの造詣の深さと、それをアニメに落とし込んでエンタメに昇華させた「ウマ娘 プリティーダービー」からは、今後も目が離せません。

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」は2022年5月11日現在では7つのサービスで配信されています。
中でもオススメはAmazonプライムとU-NEXTです。
無料トライアルを利用して、実質無料で観ることができます。

最後までご覧いただきありがとうございました。
今後もみなさんのお役に立てる情報を発信していきます。

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