こんにちは、フライドエッグののっちです。
「かっこいい欧文フォントで」って言われたんですけど
種類多くてどれ使ったらいいかわかりません!!
それじゃ今回は、「欧文フォント」の特性と
よく使うフォントを紹介していきますね!
デザインの中でも迷うことの多い「フォント」ですが、「欧文フォント」となるとさらにややこしくなります。
デザインの雰囲気を決める際の重要なポイントとなるフォントですが、選び方でセンスの良し悪しが分かれるといっても過言ではありません。
今回は、迷った際やあまり欧文フォントに詳しくない方でも、使い勝手のよいフォントを集めてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
セリフ体とサンセリフ体
まずは欧文フォントには大きく分けると「セリフ体」と「サンセリフ体」があります。
フォント選びの際は、デザインの方向性によってどちらを使うかで、お目当のフォントを見つけることができます。
セリフ体とは
「セリフ体」とは、セリフと呼ばれる文字の先端に飾りをもつフォントのことを言います。
和文フォントの「明朝体」のように、縦横の線の幅が違うのが特徴です。
高級感を出したいときや、クラシカルな雰囲気を出したいときなどによく使われます。
サンセリフ体とは
「サンセリフ体」とは、セリフ体とはちがい、セリフと呼ばれる装飾がないフォントのことを言います。
和文フォントの「ゴシック体」のように、縦横の線の幅がほぼ同じなのが特徴です。
セリフ体と比べてシンプルなので、シャープでモダンな雰囲気を出したいときなどによく使われます。
おすすめ欧文フォント《セリフ体編》
Garamond
「Garamond(ガラモン)」というフランス人デザイナーによって作られたフォントです。
全体的にクセのないフォントですが、「Q」や「W」に特徴があります。
TRAJAN
「TRAJAN(トレイジャン)」というローマの碑文を元にAdobeによって作られたフォントです。
1文字1文字の完成度が高く、映画のタイトルや学校のロゴなどにも使われていす。
Baskervill
「Baskervill(バスカヴィル)」というイギリス人デザイナーによって作られたフォントです。
非常にクオリティが高く、使いやすいフォントで「Q」に特徴があります。
Athelas
「Athelas(アセラス)」という、本文での使用を目的として作られたフォントです。
とにかくクセがないため、どのようなデザインにも合わせやすいのが特徴です。
Cochin
「Cochin(コシャン)」という、フランス人デザイナーによって作られたフォントです。
カリグラフィ要素を持ち、丸みを帯びた洗練されたフォントです。
おすすめ欧文フォント《サンセリフ体編》
Helvetica
「Helvetica(ヘルベチカ)」という、スイス人デザイナーによって作られたフォントです。
世界で最も有名といっても過言ではないくらいサンセリフ体を代表するフォントです。
Futura
「Futura(フーツラ)」という、ドイツ人デザイナーによって作られたフォントです。
正円や三角形、四角形などをベースにしたフォルムで、線の太さとコントラストはほぼ均一に調節されているのが特長です。
Arial
「Arial(エイリアル)」という、イギリスの企業によって作られたフォントです。
造形がHelveticaに近く、WindowsやmacOSにも同梱されています。
Gill Sans
「Gill Sans(ギル・サン)」という、イギリス人デザイナーによって作られたフォントです。
フォントとしての歴史は長いのですがモダンな印象があり、現在でも様々なデザインで使われています。
DIN
「DIN(ディン)」という、ドイツの工業製品の型番表記などのフォーマット化のために作られたフォントです。
東京オリンピックやユニクロのロゴなどにも使われた、デザイナーの中では有名なフォントです。
おすすめ欧文フォント《おまけ》
Copperplate
「Copperplate(カッパープレート)」というフォントです。
小さなヒゲがついたどっしり感のある横に広いフォントですが、小文字がないので注意が必要です。
Emily Austin
「Emily Austin(エミリー・オースティン)」というフォントです。
手書き風筆記体としては汎用性が高く、使いやすいフォントです。
Shelby
「Shelby(シェルビー)」というフォントです。
女性デザイナーの手書きとカリグラフィをもとにした、可愛らしい筆記体のフォントです。
まとめ
今回は欧文フォントに詳しくない方でも、使い勝手のよいフォントを集めてみました。
デザインの方向性から、使うフォントの系統を導き出してよりデザインに合ったフォント選びをしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからもためになる情報を発信していきます!