現役デザイナーが選ぶ!おすすめフォント10選+おまけ《欧文フォント編》

デザイン

こんにちは、フライドエッグののっちです。

デザ子さん
デザ子さん

「かっこいい欧文フォントで」って言われたんですけど

種類多くてどれ使ったらいいかわかりません!!

のっち
のっち

それじゃ今回は、「欧文フォント」の特性と

よく使うフォントを紹介していきますね!

デザインの中でも迷うことの多い「フォント」ですが、「欧文フォント」となるとさらにややこしくなります。
デザインの雰囲気を決める際の重要なポイントとなるフォントですが、選び方でセンスの良し悪しが分かれるといっても過言ではありません。

今回は、迷った際やあまり欧文フォントに詳しくない方でも、使い勝手のよいフォントを集めてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

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セリフ体とサンセリフ体

まずは欧文フォントには大きく分けると「セリフ体」と「サンセリフ体」があります。
フォント選びの際は、デザインの方向性によってどちらを使うかで、お目当のフォントを見つけることができます。

セリフ体とは

「セリフ体」とは、セリフと呼ばれる文字の先端に飾りをもつフォントのことを言います。
和文フォントの「明朝体」のように、縦横の線の幅が違うのが特徴です。

高級感を出したいときや、クラシカルな雰囲気を出したいときなどによく使われます。

サンセリフ体とは

「サンセリフ体」とは、セリフ体とはちがい、セリフと呼ばれる装飾がないフォントのことを言います。
和文フォントの「ゴシック体」のように、縦横の線の幅がほぼ同じなのが特徴です。

セリフ体と比べてシンプルなので、シャープでモダンな雰囲気を出したいときなどによく使われます。

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おすすめ欧文フォント《セリフ体編》

Garamond

「Garamond(ガラモン)」というフランス人デザイナーによって作られたフォントです。
全体的にクセのないフォントですが、「Q」や「W」に特徴があります。

おすすめポイント!

・汎用性が高く、見出し・本文に限らずどのようなデザインにもハマります。
・古典的な雰囲気があるので、伝統的で高級感を出したいときに最適です。

TRAJAN

「TRAJAN(トレイジャン)」というローマの碑文を元にAdobeによって作られたフォントです。
1文字1文字の完成度が高く、映画のタイトルや学校のロゴなどにも使われていす。

おすすめポイント!

・洗練された美しさを持ち、高級・厳粛・伝統的などの雰囲気を出したいときに最適です。
・本文など読みやすさを重視するものには不向きです。

Baskervill

「Baskervill(バスカヴィル)」というイギリス人デザイナーによって作られたフォントです。
非常にクオリティが高く、使いやすいフォントで「Q」に特徴があります。

おすすめポイント!

・英国風のおしゃれなデザインや、見出し・タイトルに特徴をもたせたいときに使います。
・セリフ体特有の美しさがあり、使い勝手が良いです。

Athelas

「Athelas(アセラス)」という、本文での使用を目的として作られたフォントです。
とにかくクセがないため、どのようなデザインにも合わせやすいのが特徴です。

おすすめポイント!

・クセがないため読みやすく、シンプルなデザインによく合います。
・数字に特徴があるので、強調したい数字があるときに使われます。

Cochin

「Cochin(コシャン)」という、フランス人デザイナーによって作られたフォントです。
カリグラフィ要素を持ち、丸みを帯びた洗練されたフォントです。

おすすめポイント!

・洗練された丸みが特長で、おしゃれ感や女性感を出したいときに最適なフォントです。
・大文字は横幅が大きく、タイトル・本文どちらでも使いやすいです。

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おすすめ欧文フォント《サンセリフ体編》

Helvetica

「Helvetica(ヘルベチカ)」という、スイス人デザイナーによって作られたフォントです。
世界で最も有名といっても過言ではないくらいサンセリフ体を代表するフォントです。

おすすめポイント!

・無機質で表情がないのでどんなデザインにも合わせやすく汎用性が高いフォントです。
・有名すぎてクセもないので、デザインに差別化を測りたいときには不向きです。

Futura

「Futura(フーツラ)」という、ドイツ人デザイナーによって作られたフォントです。
正円や三角形、四角形などをベースにしたフォルムで、線の太さとコントラストはほぼ均一に調節されているのが特長です。

おすすめポイント!

・モダンな雰囲気やシャープな印象を持たせたいときにオススメです。
・おしゃれでカッチリしたデザインにしたいときによく使われます。

Arial

「Arial(エイリアル)」という、イギリスの企業によって作られたフォントです。
造形がHelveticaに近く、WindowsやmacOSにも同梱されています。

おすすめポイント!

・どんなデザインにも合わせやすく汎用性が高いフォントです。
・Helveticaと同様クセもないので、デザインに差別化を測りたいときには不向きです。

Gill Sans

「Gill Sans(ギル・サン)」という、イギリス人デザイナーによって作られたフォントです。
フォントとしての歴史は長いのですがモダンな印象があり、現在でも様々なデザインで使われています。

おすすめポイント!

・サンセリフ体にある幾何学的で冷たい印象がなく、柔らかみのあるフォントです。
・老若男女問わず、幅広いターゲットのデザインに合う汎用性の高いフォントです。

DIN

「DIN(ディン)」という、ドイツの工業製品の型番表記などのフォーマット化のために作られたフォントです。
東京オリンピックやユニクロのロゴなどにも使われた、デザイナーの中では有名なフォントです。

おすすめポイント!

・シャープで直線的な雰囲気から、男性的なイメージを求められるデザインに合うフォントです。
・横幅が狭く、限られたスペースに多くの文字を使う場合などに有効です。

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おすすめ欧文フォント《おまけ》

Copperplate

「Copperplate(カッパープレート)」というフォントです。
小さなヒゲがついたどっしり感のある横に広いフォントですが、小文字がないので注意が必要です。

 Emily Austin

「Emily Austin(エミリー・オースティン)」というフォントです。
手書き風筆記体としては汎用性が高く、使いやすいフォントです。

Shelby

「Shelby(シェルビー)」というフォントです。
女性デザイナーの手書きとカリグラフィをもとにした、可愛らしい筆記体のフォントです。

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まとめ

今回は欧文フォントに詳しくない方でも、使い勝手のよいフォントを集めてみました。

デザインの方向性から、使うフォントの系統を導き出してよりデザインに合ったフォント選びをしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
これからもためになる情報を発信していきます!

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