ウマ娘プリティーダービー 史実馬解説【ツルマルツヨシ編】

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こんにちは、フライドエッグののっちです。

アプリゲームやアニメで人気の「ウマ娘 プリティーダービー」。
単なる“美少女化アニメ”とは違う、競馬ファンをも熱くさせる本作品の魅力とは一体どんなものなのでしょうか?

今回は「ウマ娘プリティーダービー」に登場する「ツルマルツヨシ」の史実馬を紹介します。
史実を知れば、アニメもアプリもきっと楽しくなりますのでご覧ください。

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「ウマ娘 プリティーダービー」とは

「ウマ娘 プリティーダービー」は、トレーナーとなったプレイヤーが、実在する競走馬の名前を冠した「ウマ娘」と呼ばれるキャラクターを育成し、レースの勝利やイベントなどをこなしながら目標達成を目指していくアプリゲームです。
ゲーム内では迫力満点のレースはもちろんですが、「ウィニングライブ」と呼ばれるレースの勝者がセンターを務めるライブステージなどが楽しめます。

他にもマンガやアニメ、楽曲CD、CDドラマなどに展開されているメディアミックスコンテンツです。

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ツルマルツヨシとは?

今回はウマ娘プリティーダービーに「遅れてやってきた秘密兵器」というキャッチフレーズで登場した「ツルマルツヨシ」の史実馬について解説していきます。

ツルマルツヨシ

©Cygames, Inc.
生年月日1995年4月6日
通算成績11戦5勝[5-0-1-5]
獲得賞金1億7,428万円
シンボリルドルフ
スイートシエロ
主な勝鞍’99 京都大賞典(G2)
’99 朝日チャレンジC(G3)

生い立ち

・父は三冠馬のシンボリルドルフ、母父はマイルG1優勝後、連投で2400mG1も14馬身差で優勝したコンキスタドールシエロ。
・馬体はピカピカの黒鹿毛で、素質の高さをうかがわせたが虚弱体質で、疲れやストレスが溜まると歩けなくなるほどだった。
・同世代はスペシャルウィーク・グラスワンダー・エルコンドルパサー・セイウンスカイ・キングヘイローなど、いわゆる「黄金世代」。

「遅咲きの桜」と言われた競走馬

・体質が弱く、まともな調教が出来なかったことからデビュー戦は皐月賞が終わった後の4歳(現3歳)5月の未勝利戦だった。
・デビュー戦は明らかに太め残りであったが、あっさり逃げ切り勝利し、素質の高さを伺わせものの、この後半年の休養を余儀なくされる。
・11月にようやく復帰、5着に敗れるが次走では3馬身半差の圧勝。
・年明け初戦にフレグモーネ(皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患)で出走取り消し、長期休養を余儀なくされる。
・復帰戦は6月になり、前走8馬身差の圧勝を見せた相手を2馬身半突き放し勝利。
・初重賞の「北九州記念(G3)」出走、3着に敗れるが「スペシャルウィークより馬体は一流」との評価を受ける。
・次に「朝日チャレンジC(G3)」に出走し、重賞初勝利。
・このレースで破った「メイショウオウドウ」は、同じ阪神2000mではこの後「大阪城S(OP)」「産経大阪杯(G2)」「鳴尾記念(G3)」を負けしらずで優勝し、東京2000mの「天皇賞・秋(G1)」でも勝利している。
・翌月の「京都大賞典(G2)」に出走、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、メジロブライトといったG1馬を相手に優勝。
・「天皇賞・秋(G1)」を8着に敗れた後、年末の「有馬記念(G1)」に出走、優勝したグラスワンダーからスペシャルウィーク、テイエムオペラオーに次いで4着、0.1秒差で4頭横並びのゴール前だった。
・レース後、骨瘤を発症して長期休養、翌年は本格化を期待されたが治療に10ヶ月を要した。
・10月の「京都大賞典(G2)」で復帰するも、見せ場なく6着に敗れる。
・年末の「有馬記念(G1)」に出走するが、最後の4コーナーで失速し競走中止、左前脚の繋靱帯断裂で競走能力喪失との診断。
・皇帝の血を継ぎ、最強世代の主役になれるはずの力を持っていたにもかかわらず、その全貌を見せることのないままターフを去ることとなった。

小ネタ

・三冠馬シンボリルドルフ産駒最後の中央重賞勝利馬で、素質はトウカイテイオーよりも上と言われていた。
・引退後は、2002年から京都競馬場の誘導馬として活動していたが、脚部の状態が悪化して2007年に引退。
・2022年現在も存命、多くの人に愛されながらのんびりと元気に暮らしている。

代表レース

1999年 有馬記念

グラスワンダー・スペシャルウィーク・テイエムオペラオーとゴール寸前まで叩き合いになったレース。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、アニメ「ウマ娘プリティーダービー」に登場するツルマルツヨシを紹介しました。

キャラクターたちの可愛さももちろんですが、名馬たちへの造詣の深さと、それをアニメに落とし込んでエンタメに昇華させた「ウマ娘 プリティーダービー」からは、今後も目が離せません。

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」は2022年4月6日現在では7つのサービスで配信されています。
中でもオススメはAmazonプライムとU-NEXTです。
無料トライアルを利用して、実質無料で観ることができます。

最後までご覧いただきありがとうございました。
今後もみなさんのお役に立てる情報を発信していきます。

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