【重要】グラフィックデザイナー必見!覚えておきたいDTP用語

デザイン

こんにちは!グラフィックデザイナーの「のっち」です。

どんな業界でも、現場で使われているその業界に特化した専門用語ってありますよね。
グラフィックデザインの現場でも「DTP用語」は使われています。
会話の中で飛び出す知らない単語。会話中にはググれないし、話をさえぎって質問もできないし…。

デザ子さん
デザ子さん

ドブ?トンボ??アミ???

印刷屋さんがよく分からないこと言ってくるんですけど〜。

のっち
のっち

印刷業界は専門用語が多いからね。

みんな覚えるまでは多少苦労すると思うよ。

デザ子さん
デザ子さん

なんでデザイナーなのに印刷屋さんの専門用語まで

覚えなきゃいけないんですか?

のっち
のっち

覚えておいた方がやりとりがスムーズになるし

デザインの現場でもよく使う言葉だからね

使う用語も限られてるので、すぐ覚えられるから大丈夫!

今回は私がこの業界に入りたての頃の経験をもとに、覚えておきたいDTP用語をなりたてのデザイナーさんや、これから業界を目指す学生さんに向けてまとめてみました。

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覚えておきたいDTP用語

デザ子さん
デザ子さん

そもそも「DTP」ってなんですか??

のっち
のっち

Desktop Publishing(デスクトップパブリッシング)の略で

pc上で印刷物のデータを制作することだよ

昔は手作業で活字を組んだりしてたらしいよ

デザ子さん
デザ子さん

想像するだけで目が回りますね

のっち
のっち

まずは主に印刷に必要な用語を説明していくよ

印刷に関係するDTP用語

塗り足し・ドブ・裁ち落とし・断ち切り・引っぱり

「塗り足しは3mmで」「ドブ3mm付けて」「3mm引っぱって」など会話の流れでいろんな言い方をされますがほぼ同じ意味使われます。
デザインを伸ばしておくことを「塗り足し」、その塗り足し幅の部分を「ドブ」と言います。

通常、印刷の時には大きな用紙にまとめて印刷して、裁断して仕上げます。
その裁断する時に少しでもズレが生じただけで用紙の白地が出てしまう可能性があります。
そのトラブルを避けるために3mmほど余分にデザインの幅を広げておく必要があります。
裁断する時の歯の厚さなどにもよりますが、通常ズレても1〜2mmくらいなので余裕をもって3mmとしているところが多いようです。
その場合、内側3mmまでが安全領域(セーフティ)になりますので、文字や重要なデザインはそれより内側に配置します。

注意すべき点は、印刷するものによっては5mmとか20mmとかもあったりしますので、チラシやポスター以外のものの時は印刷会社に確認しましょう。

トンボ・トリムマーク

トンボとトリムマークは基本的に同じ意味です。
通常は「トンボ」と言いますが、デザインソフトのIllustratorでは「トリムマーク」といいます。
二重線の「日本式トンボ」、一本線の「西洋式トンボ」があります。
西洋式トンボをトリムマークと言いますが、Illustratorのトリムマークは日本式トンボを使用する設定がります。
トンボには「角トンボ」「センタートンボ」「折りトンボ」があります。

角トンボ(コーナートンボ)
四方にあるカギカッコのようなものです。裁断位置やデザイン位置を表します。
仕上がりサイズの内トンボ(断ちトンボ)・塗り足し幅を表す外トンボの二重線です。

センタートンボ
上下左右の中央位置を表す十字マークです。
これを基準に両面印刷の時の位置合わせをしたり裁断時の位置調整を行います。
見当トンボ・レジスターマークとも言います。

折りトンボ
折り加工やスジ加工を入れる位置を示します。
通常一本線で表示します。

マージン

印刷物の本文・内容が収まる範囲の外側の余白部分のことです。
単純に「余白」ということもあります。
雑誌や書籍などページものの場合は、上を「天」下を「地」ページの内側を「ノド」外側を「小口」と言い分けます。
マージンの取り方でデザインの印象が変わってくるので重要な要素になります。
最近は、マージンで印象を操作するようなデザインも多く見られます。
ちなみにマージンを除いたレイアウトスペースを「版面(はんづら・はんめん)」といいます。

A全・B全

用紙サイズのA1のことを「A全」、B1のことを「B全」と言います。
A0・B0になると「A倍」「B倍」といいます。
小さいサイズは普通にA2・A3・A4・B2・B3・B4となります。
ちなみに用紙のサイズは通常「JIS規格」に基づいて決められていますが、印刷屋さんの機械の設定で「B4は360×250」などと決められている場合があります。
それを輪転サイズと言ったりしますが、そのような印刷屋さんとの会話で「規格の〜」と言われた場合はJIS規格に基づいたサイズになります。
輪転サイズに対して規格のサイズを「正寸」と言ったりもします。

ペラ

1枚の用紙でできている印刷物のことです。ペライチ、ペラものと言ったりもします。
チラシやポスターのような単体の印刷物です。リーフレットのような折り加工が入ったものもペラものに分類されます。
対して書籍や雑誌、パンフレットなどは「ページもの」と言います。

デザ子さん
デザ子さん

同じような意味でもいろんな言い方をするんですね

のっち
のっち

次は色についての用語を解説していくよ

色に関係するDTP用語

CMYK・プロセスカラー

同じ意味ですが、プロセスカラーはあまり使いませんね。
印刷物は通常C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色のインキを使って色を表現していきます。CMYを色の三原色と言います。
対してRGBとは主にwebデザインやテレビなどに使われるレッド・グリーン・ブルーの光の三原色のことで、モニターやスマホの画面に対応した色になります。
CMYKは白いものに乗せていくのが前提で、全部混ぜると黒になり、RGBは黒い画面を光らせることが前提で、全部混ぜると白になります。

ベタ

インキの濃度が100%色のものや100%の掛け合わせの色のことで、ベタ刷りとも言います。
注意したいのが、デザイン制作時にある範囲を塗りつぶすことをベタを敷くと言ったりします。
さらには文字組みの際に、文字間を広げたり詰めたりせずに組んでいくこともベタ組みと言ったりします。
上手に使い分けていきましょう。

アミ

印刷物は、基本的にCMYKの4色の点の集合を使って色を表現していきますが、その点のことを「アミ」や「アミ点」と言います。
デザイン制作では、薄い色の塗りつぶしを「アミ」「色アミ」と言ったりします。C30%で塗りつぶすことを「C30でアミをかける」みたいな感じで使います。

ヌキ

印刷屋さんには基本「白」のインキはありません(特色はのぞく)。
なので用紙の色をそのまま生かして白を表現します。なので白文字や白い図形を表現する際は色を「抜く」ことで白をつくります。
このことを「白ヌキ」と言います。

スミ

CMYKのKのことで黒のことを指します。なぜかはわかりませんが、印刷屋さんは黒のことを「スミ」と言います。モノクロ印刷は「スミ1色」、黒のベタは「スミベタ」、グレーを「スミアミ」と言います。

金赤

キンアカと読みます。単純に赤のことです。デザインの目立たせたい場所に使うことが多い色で、一般的にはM100%+Y100%のことを指します。

注意したいのが人によって定義が違うことです。
朱色がかった赤のことを金赤という人もいます。
デザインの現場では慣例としてはM100%+Y100%を指すことが多いですが、そうじゃない場合もあるということは覚えておいた方がいいでしょう。

デザ子さん
デザ子さん

2文字が多いしなんとなくおぼえやすそうかな

のっち
のっち

会話の中でもよく使うからすぐ覚えられるよ

次は使われる単位について解説していくね

印刷現場で使われる単位

級(Q)歯(H)ポイント(pt)

級や歯は印刷の現場でよく使われる単位で、デザインの現場でも使うことがありますので覚えておきましょう。1級も1歯も0.25mmです。
文字サイズでは「級」、文字間で「歯」を使います。
「級」の由来は、0.25mm=1/4mm、英語のクォーターの頭文字のQから級になり、それに倣って歯をHと表記します。
歯数は、文字盤を歯車で操作していた時の移動量に由来しています。対してポイントは1/72インチで、1ptは約0.35mmです。デザインソフトの文字サイズなどで使われます。ExcelやWordもポイントで表記されていますね。

デザ子さん
デザ子さん

全部mmじゃダメなのかな?

のっち
のっち

印刷には細かい調整が必要になってくるから

業界ならではの単位ができたらしいね

最後に入稿時によく使われる用語を解説していくよ

入稿時の確認でよく使われるDTP用語

化粧断裁・袋断裁

化粧断裁は、用紙の外側までデザインが入っているもので、袋断裁はチラシなどで見られるデザインの周囲に15mmほどの白い枠があるものです。
入稿方法が違ったりもするので印刷屋さんに確認しましょう。制作の際は基本塗り足しを付けて制作し、入稿時に「塗り足しは付けないで」と言われたらマスク等で対応するのが無難です。

アウトライン

通常、テキスト(文字列)はフォントと呼ばれる書体デザインでできていますが、この文字情報を図形化することを「アウトライン化する」と言います。
作った時と違うpcで開いたり、他の人が作ったものを開いたらフォントが変わっているっていうことありますよね?これを解決してくれるのがアウトライン化です。
アウトライン化することにより、フォントがないなどのトラブルを防ぐことができます。そもそも印刷屋さんのpcにはフォント自体がほとんど入っていないことがあるそうです。
ただし、なんでもかんでもアウトライン化したら修正が大変になるのでアウトライン化は入稿時やデータを渡す際に行いましょう。

特色

印刷において、CMYKでは再現できない色を表現するために調合されたインキのことです。
企業のロゴやCIカラーなど、色に厳しい制限があるものの入った印刷物で、印刷屋さんごとの細かい色の違いを防ぐ目的で使われたりする場合もあります。

埋め込み

埋め込みとはIllustratorに画像などをリンクさせずに直接表示させることです。
データが重くなるので敬遠されてきましたが、最近ではリンク切れなどのトラブル回避のため「リンクさせずに埋め込んで入稿してください」と指示を受けることもあります。

カンプ

デザインの完成見本のことです。クライアントに見てもらったりするためのものですが、仕上がりの見本で印刷屋さんにもデータに同胞します。
カンプのファイル形式はjpegやtiff、pdfが多いですが、クライアントや印刷屋さんに確認してみましょう。
ちなみに語源は「Comprehensive Layout」の略です。

デザ子さん
デザ子さん

印刷屋さんに迷惑がかからないように入稿前に確認しておかないとね

のっち
のっち

そうですね!グラフィックデザインの仕事には様々な業界の方の協力で

成り立っているので気遣いは忘れないようにしましょう

デザイン用語集もリンクを貼っておきますのでご興味のある方はどうぞ!

≫【重要】グラフィックデザイナー必見!覚えておきたいデザイン業界用語

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はDTP用語の中でもデザインの現場でよく使われる単語を解説していきました。

普段聞きなれない言葉ばかりでしたが、現場では常に使われる単語なのですぐに慣れると思います。
覚えておけばデザインする際の意思疎通がスムーズになりますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も皆さんの成長に繋げられるよう更新してまいります。

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