こんにちは、フライドエッグののっちです。
単なる“美少女化アニメ”とは違う「ウマ娘 プリティーダービー」は、競馬ファンをも熱くさせる作品ですが、その魅力とは一体どんなものなのでしょうか?
今回は「ウマ娘プリティーダービー」に登場する「ナリタトップロード」の史実馬を紹介します。
史実を知れば、アニメもアプリもきっと楽しくなりますのでご覧ください。
「ウマ娘 プリティーダービー」とは
「ウマ娘 プリティーダービー」は、プレイヤーがトレーナーとなり、実在する競走馬の名前を冠した「ウマ娘」と呼ばれるキャラクターを育成していくアプリゲームで、レースの勝利やイベントなどをこなしながら目標達成を目指していきます。
ゲーム内では迫力のあるレースはもちろんですが、「ウィニングライブ」と呼ばれるレースの勝者がセンターを務めるライブステージなどが楽しめます。
さらに、多彩なトレーニングメニューや担当するウマ娘ごとに違ったイベントなどもあり、引き込まれていくストーリー性もあります。
他にもマンガやアニメ、楽曲CD、CDドラマなどに展開されているメディアミックスコンテンツです。
ナリタトップロードとは?
今回はウマ娘プリティーダービーに「桃色のバックショット」というキャッチフレーズで登場した「ナリタトップロード」の史実馬について解説していきます。
ナリタトップロード
生年月日 | 1996年4月4日 |
通算成績 | 30戦8勝[8-6-8-8] |
獲得賞金 | 9億9,011万円 |
父 | サッカーボーイ |
母 | フローラルマジック |
主な勝鞍 | ’99 菊花賞(G1) ’99 弥生賞(G2) ’01’02 阪神大賞典(G2) ’02 京都記念(G2) ’02 京都大賞典(G2) |
生い立ち
・父サッカーボーイは三白眼の凶暴馬だったが、ナリタトップロードはおっとりとした馬だった。
・馬体の良さからデビュー前より牧場の期待馬だった。
・同世代にはテイエムオペラオー、アドマイヤベガ、メイショウドトウがいる。
「世代交代最後の壁」と言われた競走馬
・デビュー2戦目で初勝利し、4戦目には格上挑戦ながらも重賞初勝利、「皐月賞(G1)」のトライアルレース「弥生賞(G2)」にも勝利し一躍クラシック戦線の注目馬に躍り出る。
・「皐月賞(G1)」では猛然と追い込むも、外から飛んできた栗毛のテイエムオペラオーに差し切られ3着、「日本ダービー(G1)」ではテイエムオペラオーを外から差し切るも、さらに外から良血馬のアドマイヤベガに差し切られ2着に終わる。
・クラシック最終戦の「菊花賞(G1)」でテイエムオペラオーの猛追を凌ぎ優勝、年末の「有馬記念(G1)」に挑戦するが、グラスワンダー・スペシャルウィークの名勝負にはじき出され7着に敗れる。
・年が明けて2000年は、7戦出走するが未勝利、7戦中6戦の勝ち馬がテイエムオペラオーだった。
・この年はメイショウドトウの本格化でテイエムオペラオーのライバルポジションから振り落とされる。
・翌2001年初戦で敗れるが、「阪神大賞典(G2)」を当時の芝3000m世界レコードで勝利、テイエムオペラオーへの雪辱に期待を膨らませる。
・雪辱の「天皇賞・春(G1)」ではテイエムオペラオー・メイショウドトウに敗れ3着、結局この年1勝3着3回、着外・競走中止各1回でブロンズコレクターと呼ばれるようになる。
・テイエムオペラオーとメイショウドトウの引退とG2競走2連勝でナリタトップロードの時代が到来!と期待され1番人気で「天皇賞・春(G1)」に挑むが3着、同G1レース3連続3着という「有馬記念(G1)」3連続3着のナイスネイチャに並ぶ珍記録を達成。
・秋の「京都大賞典(G2)」で勝利し期待されるが、東京競馬場改修工事のため秋の関東開催のG1は全て苦手の中山競馬場で開催、未勝利に終わり引退。
・中山競馬場以外で着外になったのは「天皇賞・秋(G1)」5着と「京都大賞典(G2)」の落馬競走中止の2回のみ、中山競馬場は[1-1-1-6]と苦手としていた。
小ネタ
・2014年にトーホウジャッカルに抜かれるまで芝3000mの世界レコードホルダーだった。
・輝く栗毛に大流星、筋肉隆々のグッドルッキングホースで、テイエムオペラオーやメイショウドトウよりも良い馬体だったが、戦績では一枚劣る。
・G1競走1勝馬としては、獲得賞金額がステイゴールドに次ぐ第2位(国内に限れば1位)。
代表レース
1999年 菊花賞
世紀末覇王テイエムオペラオーの猛追を振り切りG1を奪取したレース。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、アニメ「ウマ娘プリティーダービー」に登場するナリタトップロードを紹介しました。
キャラクターたちの可愛さももちろんですが、名馬たちへの造詣の深さと、それをアニメに落とし込んでエンタメに昇華させた「ウマ娘 プリティーダービー」からは、今後も目が離せません。
アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」は2022年4月6日現在では7つのサービスで配信されています。
中でもオススメはAmazonプライムとU-NEXTです。
無料トライアルを利用して、実質無料で観ることができます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後もみなさんのお役に立てる情報を発信していきます。