これだけは揃えよう!自転車通勤に必要なもの10選+早めに欲しい5選

自転車

こんにちは、フライドエッグののっちです。

近年、感染症などの影響で、公共交通機関を避けて自転車通勤を始めた方や、これから始めようという方も多いとか思います。

デザ子さん
デザ子さん

私も自転車通勤始めようかと思ってるんですよ!

ダイエットにも良さそうだし

のっち
のっち

おっ!いいね!!

じゃあ必要なものを一通り揃えないとだね

デザ子さん
デザ子さん

えっっ!!

自転車あればいいんじゃないんですか?

のっち
のっち

自転車だって車両の一種だから安全面だったり

自転車を守るためのものも必要なんだよ

今回は自転車通勤歴5年の私が、事前に準備しておきたいものと、早めに揃えたいものに分けてみました。
必要度が高いものを星の数で表してみましたのでまずこちらをご覧ください。

・自転車
・自転車保険★
・ヘルメット★
・ライト・セーフティライト★
・カギ★
・アイウエア★★☆
・グローブ★★☆
・サイクルコンピュータ★★☆
・裾止めバンド★☆☆
・簡易スタンド★☆☆
・空気入れ
・スペアタイヤ/チューブ
・工具セット
・バック
・レインウェア

こうして一覧にしてみるとけっこう多いですよね。
でもご心配なく!これらの中には自転車の付属品であったり、購入時に一緒に買っていたなんてものも含まれます。

自転車通勤を始める前に一通り確認して足りないものは準備しましょう。

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自転車通勤に必要なもの10選

最低限チェックするべきものを集めてみました。
これさえ揃っていれば明日からでも自転車通勤は可能です。
状況によっては必ずしも必要ではないものもありますのでチェックしてみてください。

必ず欲しいもの★★★

まずはこれは必ず準備しましょう!といったものから解説していきます。

自転車

自転車通勤でしたらこれがないとはじまりませんよね!

ただし!一口に自転車といっても色々な種類があります。
ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクのようなスポーツサイクルや、シティサイクル(ママチャリ含む)・ミニベロ(小径車)などがあげられまが、これらは通勤距離で選ぶと良いと思います。

3〜5kmであればママチャリでも可能かと思いますが、それを超えるようであればスポーツサイクルをお勧めします。
ただし、マウンテンバイクはショックを吸収してくれる作りになっているので乗り心地は快適なのですが、タイヤが太く、惰性で進んでいくタイプではないので長距離にはあまり向いていません。
さらに10kmを超えるようならロードバイクをお勧めします。
車体も軽く、ハンドルのポジションが多いため、姿勢を変えられるので疲労が段違いです。
そして何よりも速いです。

ミニベロに関してですが、スポーツタイプのものであれば10kmくらいまでは全然可能です。
私も3年ほど10kmの道のりをミニベロ通勤していましたので大丈夫です(たぶん)。

自転車保険

近年、加入を義務づける自治体が増えてきた自転車保険。
その背景には相次ぐ自転車事故と、その事故による高額な賠償金の請求というものがあります。

自転車事故で被害にあった方の保護と、ケガをさせてしまった場合の経済的な負担の軽減のために自転車保険の加入が進められています。
過去には自転車事故でウン千万円の賠償金請求なんていうのもあったようです。

賠償金ももちろんなのですが、自転車保険の中には自転車の故障などで走れなくなってしまった場合の「レッカーサービス」や「家族全員で入れる保険」「入院・通院補償」や「示談代行」などもあります。
保険会社を選ぶ際には補償金額はもちろんですが、サポート体制もしっかりチェックしましょう。

ヘルメット

みなさんは自転車に乗るとき、きちんとヘルメットは被っていますか?
ヘルメットは自転車を乗る人の命を守る道具であり、ファッションの一部になります。
交通事故総合分析センターによると、「ヘルメットを正しく着用することで、頭部の損傷による死亡のリスクが1/4に軽減される」との報告もあります。

「自転車用のヘルメットは派手ではずかいい」なんて方も多いと思いますが、ご心配なく!今はカジュアルな服装にも合うようなモデルもたくさん売られています。
ちなみに派手なのにも意味があって、自動車から認識されやすいような色が多いことと、穴がたくさん空いていると蒸れずに風が入ってくるので涼しいというメリットがあります。

注意していただきたいのが、ヘルメットを買う際は必ず試着をすることです。
ネットでも気軽に買えるのですが、ヘルメットには形やサイズがあります。
アジャスターなどで微調整をできるモデルもありますが、あくまでも微量性の範囲です。
小さければ痛くなるし、大きすぎれば運転中に落ちてきて視界をさえぎられて危険です。

また、ヘルメットには安全基準があり「SGマーク」「CEマーク」「CPSCマーク」などがありますが、違いは日本やヨーロッパ、アメリカの安全基準であり、どれも高い基準になっていますのでいずれかのシールが貼ってあれば大丈夫です。
ちなみにレースに出る際には「JCF公認」のヘルメットが義務付けられることが多いです。
ロードバイクに乗っていずれはレースに出てみたい方はこちらを選ぶといいかもしれませんね。

ライト・セーフティライト

自転車で走行する際は「必要な明るさを確保したライトを装着する義務」があります。
フロントライトは前方10m先の障害物を確認できる明るさが必要なのですが、これは各都道府県の道路交通法によって定められています。

ライトの明るさは「ルーメン(lm)」や「カンデラ(cd)」という単位で表示されています。
ルーメンは光の量、カンデラは光の強さを表します。
ルーメンが大きいほど周囲を明るく照らし、カンデラが大きいほど遠くまで照らすことができます。
「400ルーメンは何カンデラ?」という質問もあるかと思いますが、これは厳密には比較できません。
市販品ではルーメン表記が多いため今回はこちらで解説していきます。

フロントライトのルーメンの目安

・市街地や街灯が多い住宅地→200lm以上
・街灯が少ない住宅街→400lm以上
・街灯が少ない郊外や山道→1000lm以上

自転車通勤の場合は400lm以上あれば安心です。
普段使う道路を基準にして、十分な明るさを確保できるライトを選ぶようにしましょう。

セーフティライト(テールライト)は夜間の走行時に、自動車や歩行者が後ろからでも確認できるように点灯が義務付けられています。
後方100mから確認できる程度の明るさが必要です。
点滅させて使用するものもありますが、実は点滅させるだけでは不十分です。
セーフティライトを選ぶ際に「点灯できるもの」を選ぶか「リフレクター(反射板)と併用」するようにしましょう。
ちなみにリフレクターのみだと自動車からは認識しづらいそうです。

セーフティライトを選ぶ目安

・明るさは10〜15lmが目安
・「点灯」できることは必須
・光の色は赤かオレンジ

カギ

楽しい自転車通勤ライフも、愛車が盗まれてしまっては一気に台無しになってしまします。
自転車のカギには大きく分けると5つの種類がありますが、各タイプの特徴をまとめてみます。

フレーム直付けタイプ

・持ち運びが楽(自転車にくっついている)
・持ち忘れがない
・スポーツサイクルには取り付けできない場合がある
・地球ロックできない

ワイヤーロックタイプ

・軽くて持ち運びしやすい
・変形させやすく地球ロックしやすい
・細いものは切断されやすい
・頑丈なものは重くて硬い

U字ロックタイプ

・比較的切断されにくく頑丈
・大きいタイプだと地球ロックも可能
・伸縮性がなく変形できない
頑丈なものは重い

チェーンロックタイプ

・ワイヤーロックより太くて切断されにくい
・変形しやすいため地球ロックしやすい
・長いものは持ち運びしにくい(体に巻くかフレームにぐるぐる巻きにする)
頑丈なものは重い

ブレードロックタイプ

・コンパクトになり持ち運びしやすい
変形しやすいため地球ロックしやすい
・安いものは切断されやすい
頑丈なものは重い

カギを選ぶ際はいずれかから2種類をお勧めします。
カギが複数あると盗難率が下がる傾向にあります。
選ぶ基準は一つは地球ロックできるものを選ぶようにしましょう。

デザ子さん
デザ子さん

自転車買う時にオススメされるものですね

私は全部揃っているから大丈夫そう!

のっち
のっち

安全面に関わるものもあるから確認してみようね

次はあった方がいいものを解説していくよ

あった方がいいもの★★☆

絶対に必要!とまではいきませんが、あると安心・安全なのでできれば準備しておきたいものを解説します。

アイウエア

アイウエアとはサングラスなど、目を守るもののことを指します。
紫外線などから目を守ることはもちろんですが、風や砂埃、飛び石、虫などから目を守ってくれます。

自転車のサングラスというと、ゴルファーや野球選手などが使用するスポーツサングラスを連想する方も多いかと思いますが、普段使いできるようなサングラスやUVカットメガネなどでも全然構いません。
「ママチャリにスポーツサングラスはちょっと…」と感じる方はそちらをご検討ください。

気をつけなければいけないのは夜間の走行です。
夜にサングラス…当たり前ですが視界が暗くなるので危険です。
夜間走行する方は、夜用のアイウエアを準備するか、調光レンズのものを選ぶと良いでしょう。

グローブ

手袋です。
寒い時期に着用するのはもちろんですが、年中使用することをお勧めします。
自転車で走行中は、地面の振動がハンドルから手に伝わって疲労感を感じさせ、だんだん痛みに変わってきます。
自転車用のグローブだと、手のひら部分にパッドが付いているものが大部分ですので着用すれば振動も軽減されます。
特に夏場だとハンドルのグリップを握る手のひらにも汗をかいてきますが、この汗でグリップが滑りやすくて危険です。
グローブには滑り止めの効果もあり安全ですし、グリップを握る手にも余計な力が入らないので疲労も軽減されます。
急な雨の時も手先が冷えず、滑りづらくなりますので安心です。
また、グローブの中には通気性にこだわったものや指の部分が無いものもあり、暑い時期でも着けていても不快にならないようなものもあります。

こちらも試着はしてみましょう。
外国人用のサイズ表記も多いので「いつものサイズ」で買うと大きかったりします。

サイクルコンピュータ

略して「サイコン」と呼ばれるものです。
こちらは自転車乗車時にハンドル上や前方に設置して、スピードや走行距離、時計などを表示してくれます。
上位モデルになると、GPSナビも搭載しており、スマホでMAPアプリなどを見ずにルートを確認できたりもします。

ここで大事にってくるのは「これがなぜ必要なのか」といったところです。
スピードなんて別に気にしないし、いつも通っている道なのでナビも必要ないという方が大部分だと思います。

必要性を感じる1点目は、時計が付いていることです。
携帯電話の普及で、普段腕時計を着けない方が増えていますし、さらに、汗をかく自転車走行中は着けたくない方も多いかと思います。
そんな時に役に立つのがサイコンの時計なのです。
スマホを取り出さなくても視線を下に移せば時間が確認できます。
時間が決められている通勤時には特に役に立ちますね。

2点目は自転車通勤のモチベーションの維持になります。
自転車通勤は体力も使うので、特に通勤距離が長いと疲れるからやめようかなと思うこともあります。
サイコンには記録が残せるものがあり、自分が走った距離や平均時速、消費カロリーなどを専用のアプリなどで確認できます。
1ヶ月の走行距離や消費カロリーなどに目標を立てたりすれば、体調管理やダイエットにも有効です。
さらには格安のものでもGPS内蔵だったり、アプリ自体にGPS機能が付いていたりすると、自分が走ったルートまで記録することができます。
さらに「Strava」というアプリを使えばSNSで共有することも可能です。

目標があったり自分が走った記録が残ったりすれば、モチベーションの維持にもつながりますね。

デザ子さん
デザ子さん

サングラスとかグローブとかちゃんと意味あったんだ

サイコンもあった方が良さそうだな…私飽き性だし

のっち
のっち

安いものでも機能面ではしっかりしているものもあるので

自分に合ったものを準備するようにしよう

次はあると便利なものです

あると便利なもの★☆☆

ここからは、状況によっては必要なものを解説していきます。

裾止めバンド

「自転車のチェーンでズボンの裾が黒くなった」なんて経験ありませんか?
スポーツサイクルは、シェーンがむき出しのものが大部分です。
そのチェーンには汚れたオイルが付着しているので、チェーンに触れると真っ黒になってしまい、普通に選択しても全く落ちません!

そんな時に役に立つのが「裾止めバンド」です。
自転車のチェーンも、普通に乗っていれば触れないように作られているのですが、ジーンズやスラックスなどで自転車を漕ぐと、裾が広がってしまうために当たってしまうのです。

裾バンドには反射機能付きのものもあり、夜間走行時の安全にも役立ちます。

「短パンでしか自転車に乗らない」といった方や、「汚れても構わない」といった方はどうしても必要というわけではありません。

簡易スタンド

スポーツサイクルの中にはスタンドが付いていない(付けられない)ものがあるのですが、これは「軽量化」だったり、そもそも「自立させて駐輪する」ということを想定していないためです。
後付けすることももちろん可能なのですが、付けたくないという方もいらっしゃると思います。

そんな方に役立つのが「簡易スタンド」です。
クランクで立てるものや、BBで支えるもの、取り外し可能なスタンドなど様々ありますので、ご自身の用途で選びましょう。

ただし!簡易スタンドを過信してはいけません。
通常のスタンドより耐久性が劣っていたり、安定性に欠けるものもありますのでご注意ください。

デザ子さん
デザ子さん

スタンドは自転車についてたからOK!

裾止めバンドはあったほうがいいかも

のっち
のっち

サイクルスタンドを備え付けてある駐輪場もあるけど

寄り道した時スタンドがないと困りますからね

次はすぐ必要じゃないけどいずれ欲しくなってくるものです

【番外】早めに揃えたいもの5選

ここからはいずれ必要になるものでも、すぐに必要か?と言われればそうでもないものを解説していきます。
状況によっては必要ないものもありますので解説を見ながら検討してみてください。

空気入れ

自転車に乗るのであれば必要になってくるものですが、近所の自転車屋さんなどでも空気を入れることは可能です。
ただ毎週空気入れのために自転車屋さんに訪れるのも気が引けます。
ですので早めの準備をお勧めします。
購入の際に気をつけていただきたいのが「空気圧メーターが付いているもの」を選ぶことです。
スポーツサイクルにはもちろんですが、ママチャリも適正の空気圧というものが存在します。
空気を入れすぎると乗り心地が悪いし、足りなければパンクのリスクも高まりますので空気圧の管理はできるようにしましょう。
ただし、シティサイクルの多くに採用されている英式バルブは正確な測定は難しいく、目安程度になりますのでご注意ください。

バルブの種類も、英式(ウッズ・ダンロップ)バルブ、米式(アメリカン・シュレッダー)バルブ、仏式(フレンチ・プレスタ)バルブの3種類があり、多くのシティサイクルには英式、マウンテンバイクやBMXなどには頑丈で空気が漏れにくい米式、ロードバイクなど細いタイヤには高い空気圧を入れることができる仏式が使われます。
空気入れを購入する際は、自分の自転車のバルブに合わせたものを購入しましょう。

スペアタイヤ/チューブ/CO2ボンベor携帯用ポンプ

通勤途中にパンク!なんてことも起こる可能性があります。
スポーツサイクルであれば、タイヤの取り外しも容易なものも多く、パンク修理も応急処置程度ならその場で対応できます。
そんな時に必要なのがスペアチューブです。
穴を探してパッチで埋めて…なんて作業は路上では不可能ですので交換で対応しましょう。

家に帰って修理しようとしたら、太い釘が刺さっていたり、サイドカットしていてタイヤが使い物にならない!といった場合に備えてスペアのタイヤも家に1本あれば翌日も自転車通勤できますね。

時間のない通勤途中であれば、近くの自転車さんに持ち込むか、駅などの駐輪場に停めて帰りや休日に取りにいって修理だったり自転車さんに持ち込んだりもできますので、念のための持ち物になります。

ただしサイクリングや遠出をする際は必ず携帯するようにしましょう。

工具セット/ケミカル類

「メンテナンスは全て自転車屋さんに任せます!」という方は必要ありません。

スポーツサイクルに乗っているのであれば、メンテナンスの頻度が高くなるため一通り揃えておくことをオススメします。
簡単なメンテナンスであれば、携帯用のマルチツールがあれば問題ありません。
六角レンチ3・4・5・6mm、ドライバー、タイヤレバーくらいです。
「少しサドルの高さを調整したい」「ハンドルが曲がった」などのちょっとしたことで自転車さんに行くのも面倒ですからね。

ケミカル類とはチェーンオイルなどの清掃用具です。
通勤に自転車を使うと毎月200km以上走ることが多くなりますので、チェーンオイルを注し直してあげましょう。
その際には愛車を綺麗に清掃もしてあげるようにしましょう。

バック

スポーツサイクルだと前傾姿勢になるので、肩掛けのビジネスバックだと前の方にずれ落ちてきます。
自転車通勤の際は、リュックサック、惜しくはメッセンジャーバックのような3点止めのものを選べばずれてきません。
「リュックだと背中が蒸れる」といった方には、蒸れ防止の背当てパットもあります。
あっても蒸れますが、ない時と比べると段違いに快適です。

レインウェア

雨の日は絶対に乗らない方は必要ありません。

最近の不安定な天気で、朝の天気予報では大丈夫そうなのに帰る前に見たら雨になってた!なんてことはよくあります。
会社や駐輪場に置いておける方は大丈夫なのですが、雨の中でも自転車で帰らなければならない場合や、途中で雨に降られることもあると思います。

そんな時に役に立つのがレインウェアです。
最近のは携帯性に優れていてバックに忍ばせておくこともできます。
夜遅くなってしまった場合の寒さ対策にも使えたりしますので持っておくと便利ですよ。

デザ子さん
デザ子さん

空気入れとレインウェアは必要そう!

メンテナンスは自転車屋さんにお願いしようかな

のっち
のっち

コンビニのレインコートもしっかりした作りなので

急な雨に合わせて購入するのも良さそうですね

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、自転車通勤に必要なものをまとめてみました。
初めは最低限必要なものを準備して、続けていくうちに自身の通勤スタイルがわかってきたら、その時に必要になったアイテムを揃えていけばいいでしょう。

今回ご紹介した他にも便利グッズもたくさんありますので、快適な自転車通勤ライフをお楽しみください!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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